美しい身体作り、健康な身体作りの鍵(その25)
柔軟性とは、容易かつ痛みなく関節および周囲の筋肉を特定の運動範囲に動かす能力を指します。
柔軟性が高いと日常生活の活動も効率的、姿勢も良くなり、怪我のリスクも少ない(特にスポーツや運動に関連するもの)など良いことづくしです。柔軟性は人によって異なります。それでも、週2〜3日の一貫したトレーニングで向上することが出来ます。
それにはやっぱりストレッチをすること。ぐーっと体を伸ばすことで筋肉の緊張が解放されると、単純に気持ち良い!ですよね。
ビギナーでも、時間が中々取れない方でもできる効果的で、簡単に続けられるストレッチをご紹介しましょう。
スタンド・ヒップ・フレクサー・ストレッチ
Standing Hip Flexor Stretch
腰の筋肉に重点を置いています。この筋肉は、長く座り続けたり、走るなど反復的な有酸素運動の活動から硬くなってきます。ランナーさんにもお勧めです。
- 足を前後に軽く開きスタンスをとる。
- 膝を軽く曲げ、尾骨は後ろ脚に落とし、骨盤を少し前におろします。
- 背がもたれたり、丸くならないよう背骨を真っ直ぐに保つ。
- ホールドし、反対側で繰り返します。
シーテッド・ヘッド-トワード-ニー・ストレッチ
Seated Head-toward-knee Stretch
ハムストリング(大腿の後ろ)に焦点を当て、背中の緊張を和らげます。
- リラックスして座り、片脚を前に伸ばし、もう片方を曲げます。
- 背を真っ直ぐ伸ばし、伸ばした脚に向かって胴を少し回転させます。
- 静かに前方に折りたたむ。ホールドし、反対側で繰り返します。
**ストレッチのコツ**
- 息を止めず、滑らかで安定した呼吸パターンを維持しながらストレッチをすることに集中してください。
- 反動つけや急激な動きを避けます。無理に伸ばすと逆に怪我を引き起こしてしまうことも。(ストレッチを 保持する)静的ストレッチングは、筋肉が過度に伸びたり傷ついたりするリスクが比較的低い、柔軟性を改善するために効率的なストレッチング技術です。
- 気持ちがいいと感じる程度にゆっくり行ってください。ストレッチを10〜30間保持し、元の姿勢に戻してから次のエクササイズに移ります。
- 筋肉が温かくなると伸びやすくなります。日頃、運動をしている方はエクササイズセッションの終わりにストレッチを組み込むと良いでしょう。温浴やシャワーの後でストレッチも心身のリラクゼーションになりますね。
ご自分の健康状態を考慮した上で運動を行いましょう。
SWETXY ベントリー葵