1. グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園

この公園には標高 1,800メートルを超える山が16峰もある。 「スモーキー」の名前は、あたり一帯をしばしば覆うブルーグレイのかすみに由来している。公園内には全長 約1,300キロのハイキングトレイルが整備され、滝へ通じるトレイルもたくさんあり、滝好きにはお勧めだ。

公園への最も一般的なルートである約18キロのケイズ・コーブ・ループ・ロード(Cades Cove Loop Road)は、ケイズコーブ谷(Cades Cove Valley)を曲がりくねって走っている。 山々に囲まれたこの緑豊かな谷は、野生生物を観察するには最高の場所だ。納屋、教会、製粉所など、19世紀から20世紀初頭にかけて建てられた多くの建物が谷全体に点在している。

53キロにわたるニューファウンド・ギャップ・ロード(Newfound Gap Road)のドライブの途中で、標高 900 メートルを超える山々の頂上に登ってみるのもお勧めだ。 視界いっぱいに息を呑む景色が広がる。このような風景はあちらこちらに設けられている道路脇の待避所から眺めることができる。

5月末から6月末にかけての夕方の早い時間には、ホタルを見ることができる。夏は最も混む時期だが、秋にも、赤、オレンジ、ゴールドと色とりどりの美しい紅葉を見るために多くの人が集まってくる。

2. グレース・ランド

ロックミュージシャン、エルビス・プレスリーの邸宅だった建物を含む、その敷地である。テネシー州メンフィス、エルヴィス・プレスリー街3764、ミシシッピ州との境界から北へ4マイル弱、メンフィスのダウンタウンから約12マイルの広大なホワイトヘイブン・コミュニティにある。敷地面積は13.8エーカー(5.6ヘクタール)で、家の一部は一般公開されており、エルビスの命日には、世界中からファンが集まる「聖地」として知られる。

年間平均60万人以上の訪問客があり、世界で最も訪問者数が多い私邸(またはお墓)として、ギネス・ワールド・レコードに登録されている。最も多かったのは没後18年後にあたる1995年で753965人が訪れた。エルビス・プレスリーは1977年8月16日にここで亡くなり、プレスリー、彼の両親ヴァーノン、グラディス、彼の祖母は通称「瞑想の庭」に埋葬されている。

グレイスランドはフラッシュ撮影とビデオ撮影は禁止だが、館内を見てまわることができ、日本語を含む音声ガイドがある。プレスリー一家に敬意を表すため2階のプライベート・ルームは公開されておらず、また彼が死亡したバス・ルームも意図とは違った関心を避けるために公開されていない。エルヴィスのベッド・ルームを含む2階フロアは、エルヴィスが亡くなった日からその状態を保っているという。

3. ルビー・フォールズとロックシティ・ガーデン

地底にある見逃せない観光アトラクション。なんとチャタヌーガの地底390mにある洞窟の空間に滝が流れているのだ。しかも落差は45mもあり、その迫力は想像を超える。

ルビーフォールズは1928年、レオ・ランバートという探検家によって発掘され、あまりにも素晴らしい景観のため観光地として開発された。ちなみに、ルビーという名は彼の最愛の妻の名前。

ロックシティ・ガーデンの崖から見える景色はかなり開けていて、アラバマ州、ジョージア州、ケンタッキー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州、バージニア州と、7つもの州を見渡すことがでる。ここでは景色を眺めるだけでなく、巨大な古代の岩層の隙間を通り抜けたり、吊橋を渡りながらウォーキングを楽しむことができる。

この崖は「恋人の飛び降り」と呼ばれていて、愛し合っていたインディアンが身を投げたという悲しい伝説が伝えられている。

4. テネシー水族館

テネシー水族館も、チャタヌーガでは訪れなくてはいけないスポット。ここはアメリカ全土の公立水族館の中で最も人気の観光施設の一つ。一日いても飽きない観光スポットで、特に小さい子供にもオススメできる所です。

オープン当時は世界最大の淡水水族館で、ロシアやアジアの魚だけでなく、アメリカのアパラチア山脈からメキシコ湾までの川に住む生き物を、ストーリー仕立てで展示している。川のみならず、湖や沼に生息する生き物の展示が無数にあり、アメリカの国土の広さを感じることができる。

5. ドリーウッド・テーマパーク

ドリーウッドはカントリー歌手のドリー・パートンとHerschend Family Entertainment Corporationが運営するテーマ・パーク。ジェットコースターやその他の絶叫マシンの他、伝統工芸品、グレート・スモーキー地域の音楽なども呼び物にしている。

10種類のエリアに分かれていて、ショーストリート、リバータウン・ジャンクション、クラフトマンの谷、ビレッジ、カントリー・フェア、ティンバー・キャニオン、そしてジュークボックス・ジャンクションであり、それぞれ東部テネシーの歴史や文化を、ドリームランド・フォレストとアドベンチャー・イン・イマジネーションはドリー・パートンの人生や想像の世界を表している。

By Sazan

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